山野に生える多年草。シオデと似ているが花期がより早く5〜6月。シオデとともに若芽は山菜として食べられる。食べたことはないが、アスパラガスにそっくりの味だそうだ。

サルトリイバラ科サルトリイバラ属
学名:Smilax nipponica

カバー写真
【撮影日】2021年5月29日@発心山
20210529-142630-001

●全体
 シオデは茎がすぐほかのものによりかかるが、タチシオデの茎ははじめ直立し、のちに上部がつる状になる。
【撮影日】2021年5月29日@発心山
20210529-142613

【撮影日】2021年5月30日@泉水山
20210530-090747

●葉
 葉は薄くて光沢がなく、裏面は白っぽく、やや柄が長い。
【撮影日】2020年12月25日
20201225-113531

●花
 雄しべの葯が楕円形。花被片が平開する。
【撮影日】2021年5月17日
20210517-115912

20210517-115928

【撮影日】2021年5月29日@発心山
20210529-142630

●果実
 液果は白粉をかぶった黒色。
【撮影日】2020年6月22日@発心山
 未熟な果実
20200622-151543

【撮影日】2021年5月29日@発心山
 若い果実
20210529-142330